実父と義父が共にがんの告知を受けました。実父は、12年前に胃がんの告知を受け、余命半年と医師に言われました。どうする事も出来ず、父を見守り続け、半年後に亡くなりました。なんとあっけなかった事か。また医師の余命宣告は、なんと的確な事かと驚きと畏怖の念を抱いた事を今でも覚えています。娘として見守るしかない中、一言々の言葉の重みがあり、悔いなく父と対話ができたと今でも思っています。
義父は、先月前立せんがんと告知をされました。しかしながら、高齢でもあり、進行は遅いという事で、手術もせず、治療も月に2度の注射のみ。クオリティーオブライフを優先するとの事です。
義父を見ていると、日々悔いのない様に楽しく過ごしており、まさにがんと共に生きているという様に見受けられます。がんにもいろいろなタイプがあるのだと実感しております。義父と共に過ごす時間がいつまで続くかわかりませんが、楽しく穏やかに過ごしていきたいと思っています。